ライフセーバーとして過ごす夏

夏の海水浴場
家族、カップル、友達グループ
たくさんの人が訪れ、賑わう海は
夏に外せないですよね。
その日が、一生忘れない一日になるかもしれません。
しかし、楽しい海には同時に危険もあります。
そんな海を安全に、
快適に楽しんで笑顔で帰ってもらうために活動するのがライフセービングです。
私達ライフセーバーは
パトロール開始時刻から
夕日が綺麗なパトロール終了時刻まで、
海に訪れた人達の夏の1日を
安全に過ごしていただく為に
様々な方法でパトロールします。

ライフセーバーの1日

●コンディションチェック

●準備

お客さんが海に来る前の早朝。

私達ライフセーバーは海のコンディションチェックを行います。

天気波の高さ潮流
を中心に遊泳条件として適しているかを判断します。
同時に、様々なアクシデントに備え機材を準備。
今日も暑い夏の1日がはじまります。

海のコンディションを掲示するボードです。監視所の横に配置します。

 赤と黄色の旗は、遊泳エリアを示す目印。

 

この旗の間が監視を行う

エリアとなっているので

安全に遊泳してもらうように声掛けを行います。 


●ビーチパトロール

 ビーチに訪れたお客さんに声かけを行ったり、

ビーチに落ちているゴミを拾う「ビーチクリーンを」を行います。
特に声かけをさせていただく際は、
【その日の海のコンディション】【遊泳エリアの説明】
を中心にお伝えすると同時に、
“私達がおりますので困った事があれば声をかけて下さい!”
というアピールにもなります。 

“元気で爽やかな挨拶から” 

ライフセーバーに声を掛けられると

「何かを注意される!」

と思う方が多いようですが、そんな事はありません!笑

 

まずはその日の海の事をお話しさせていただきます。

 安全に1日を過ごしていただく事を心がけています。 

 

“元気で爽やかな挨拶から” 

ライフセーバーに声を掛けられると

「何かを注意される!」

と思う方が多いようですが、そんな事はありません!笑

 

まずはその日の海の事をお話しさせていただきます。

 

安全に1日を過ごしていただく事を心がけています。

 


※エリアフラッグの外側遊泳区域外での遊泳は 

万が一の発見が遅れるのでエリアの説明は必ずします。

 

本日も海で楽しい一日をお過ごしください!

●パトロール(海側)

 遊泳エリアのパトロールでは

パトロールタワー水中パトロール
の3つを主にローテーションします。
・足がつってしまった。
・波が被り水を飲んでしまった。
・沖へ出たはいいが戻れない。

などの場合はすぐにレスキュー出来るように、万全な状態でガードに臨みます。

 

 タワーからは海水浴場が広く見渡せる為、

アクシデントを早期に発見できます。

またそうなる前に前線パトロールや監視本部へ伝達する役割を担っています。

海水浴場の沖側にお客様が集中したり、満潮で水深が深い時などは
レスキューボードで水上からパトロールを実施します。
パドルスキルの見せ所です!

●監視本部

監視本部は、海水浴場を見渡すのはもちろん、

 緊急時の通報や、放送の案内、けが人の手当てなどの詰所となります。

●監視活動終了

監視活動終了の時刻になると

放送で呼びかけを行います。
機材を片付けて、終礼を行います。
1日の報告や反省点を共有し明日に備えます。
終礼が終了したのも束の間、ここから夕練がはじまります。

●監視業務後のトレーニング(夕練)

夕練は約1時間〜2時間

主にフィジカルトレーニングを行います。
夕練後は各自シャワーや入浴をし夕食を待ちます。

●夕食

 夕食は食事当番が作ります。 

体力トレーニングだけではなく、料理も覚えないとですね!笑 

毎日大勢で和気あいあいと食事をします。 

ひと夏一緒に過ごす第2の家族として生活するのでが深まります。

 

●勉強会/ミーティング

夕食後は片付けをして勉強会とミーティングに移移ります。

その日あった事の共有や、先輩ライフセーバーからアドバイスをもらう時間です。

互いに知識を深め合う事で成長に繋がります。 

 

●消灯

ミーティングが終わると消灯までは自由時間。また早朝に夏の1日が待っています。