第44回ライフセービング全日本選手権の様子がまとめられた映像です。
ライフセービング競(オーシャン)は自然を相手に、
●スイム
●ボード
●サーフスキー(カヤック系の物)
●ビーチラン(長距離・短距離)
で順位を競います。
レスキューに必要な救助技術と体力の向上の為に競い合い、より速く、より確実に救える命の為に全力を注ぎます。スポーツとして勝利を目指しますが、我々の目的は、
ゴールの先の救う生命(いのち)です。
ライフセービングの競技会は、オーシャン競技(海)とインドア競技(プール)に分かれます。
一年中万遍なく競技会があるので、ライフセーバーはアスリートとしての一面も持ち、競技会に向けた日常的なトレーニングも必要となります。
東洋SLSCは毎年、大学を代表し全ての学生競技会へ出場します。出場する以上、我々は勝利とその先にある尊い命のためにチーム一丸となり、全力を尽くして戦います。また、誰もが挑戦し、ベストを尽くしレベルアップしていこうとする姿勢を大切にしています。
競技力の向上はレスキュー力の向上に直結し、メンバー全員がその姿勢であることによって本番である夏のガードでの無事故達成に繋がります。
スクロール→
主な選手権・競技会の年間スケジュール | |
5月 |
[プール競技] 全日本プール競技選手権 [オーシャン競技] 神奈川オープンサーフ |
6月 | [オーシャン競技] 全日本種目別選手権 |
9月 |
[オーシャン競技] 全日本選手権エリア予選会 [学生オーシャン競技] 全日本学生選手権大会 |
10月 | [オーシャン競技] 全日本選手権本戦 |
11月 | [プール競技] 神奈川プール競技選手権 |
1月 | [学生プール競技] 全日本学生プール競技選手権 |
※学生と書いてある大会は大学チームのみの大会。その他は各浜のチームから出場する。
*ライフセービングの本場、オーストラリアでの競技会の映像
レスキューボードを競技用に改良したマリブボードと呼ばれるボードを用い、沖にある3つのブイを廻ってレースを行います。
ボードに乗ったまま波を超えたり、うねりを捕まえて乗ったり、海況を読む力などのレスキューに直結する高い技術が必要となります。
同時にボードを漕ぎ続けられるスタミナと高い走力があるかどうかが勝敗を分けます。
身体1つで海を泳ぎ、その速さを競います。波のあるコンディションでは、ボディサーフィンという体1つで波に乗る技術が勝負の分かれ目となります。
部活やクラブで競泳をしていたメンバーの活躍が目立ちます。
*こちらもオーストラリアでの競技映像
全長5mを超す大きなカヤックを用いてレースをします。その大きさ故に海での扱いはかなり難しく、これを乗りこなせるライフセーバーはかなり熟練であるといえるでしょう。その分、海のレースでは最もスピードが速く、巨大な波を捕まえて浜へ戻ってくる姿は圧巻です。
アイアンマン、ウーマンという呼び方もあります。サーフ、ボード、スキーを全てを一人でこなすライフセービング競技で最もタフなレースです。この競技のチャンピオンは名実共に最強のライフセーバーであるといって間違いないでしょう。ランも含めた4つの種目を4人で行うリレー競技もあり、タップリンリレーとも呼ばれます。
溺者役の選手が沖のブイまで泳ぎ、その後救助者役の選手が救助器材のレスキューチューブを用いて沖まで行き、浜まで戻ってくる速さを競うレースです。
最後に浜に引き上げるドラッガー役の2人の立ち回り方も重要となります。
溺者役の選手が沖のブイまで泳ぎ、その後救助者役の選手がマリブボードを用い沖まで行き、2人でボードをタンデムして浜まで帰ってくる速さを競うレースです。
2人の呼吸が合うかどうかで、波に乗れるか否かが決まりやすいです。動画では親子で出場し、息ぴったりの見事なタンデムで大逆転を魅せる様子が見られます。
20m先のフラッグを取り争います。
一回の競技時間はわずか5秒程度ですが、そのぶん連戦になることがほとんどなので競技者には集中力と反応の速さ、瞬発力などが試されます。
ビーチの競技は、野球やサッカー、陸上などの部活動で経験のある選手の活躍が目立ちます。
砂浜の100m走と言ったところでしょうか。陸上競技との違いは砂浜を走るので、ビーチや気象条件によってコンディションが変わるので、悪条件でも安定して走れる肉体が必要となります。
ビーチスプリントを4人で走り、その速さを競うリレーもあります。バトンの引き継ぎを対面で行うので、そこでの連携が難しく確実な引き継ぎを行うことも、勝負の分かれ目となります。
その名の通りビーチを2km走ります。強い下半身がなければ走りきることすら難しいこのレース。忍耐力が試されます。
Coming soon...